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2022 January01

2022.1.11 UPDATE

【レポート】 2022シーズン新体制発表会見 [第1部] 質疑応答

レポート

質疑応答




―― 昨シーズン終盤は13戦無敗と良い流れでシーズンを終えたものの、結果として最終順位は8位であり、それをどう捉えるかが重要になると思うが、昨シーズンの成績をどう考え、今シーズンを迎えたのか。

森本社長昨シーズン、J1昇格は2位以上にならなければいけないというレギュレーションの高い年でございました。その中の8位という結果は、私たちに、まだまだ力がないという現実を突き付けられたシーズンであったと感じております。ただ色々な問題点を整理しますと順位は8位でしたが失点数の少なさはリーグで2位ということで守備面はだいぶ構築されてきています。さらに得点は12位で平凡な数字ですが、シュート数は6位ということで、最後の決定力をどう磨き上げるかが、今回の補強のポイントでもあります。また今後の戦術にどう落とし込むか、順位だけではなく色々なファクター、KPIを分析して、さらに今年は6位(プレーオフ)まで昇格のチャンスが広がることも踏まえ、最後の最後まで可能性を高めることを追求していくことができると考えております。

鈴木GM昨シーズンの後半戦は13戦負けなしでフィニッシュしました。年間の順位で見ると8位は満足できるものではありませんでした。あれだけ負けなくても8位というところに前半戦の成績が悪かったことが表れていると思いますし、後半戦21試合だけを見ても上から5番目の数字でした。あれだけ良い戦いをしても5番目だという現実なので、1年間を通してコンスタントに勝点を拾っていかなければ昇格圏内に入っていけないことが、はっきり分かりました。毎年、あまり良いスタートダッシュができていないので、前半戦の10試合で、どう勝点を拾っていくかが大切になります。昇格という目標は高いハードルですが、今日も、選手、スタッフと共有しましたが、昨シーズンに積み上げたモノ、そこに新たに入ってくれた選手、スタッフの力を借りれば必ず目標達成ができると思っていますので、その気持ちで1年間、臨みたいと思っております。

―― 継続路線の中で、ここから昇格を見据えた時に、さらに変えていかなければいけない部分については何をイメージしているのか。

鈴木GM守備のところは、しっかりとしたベースができた中で、攻撃のところで得点数が伸び悩みました。自動昇格の2チームを見ても、最後のフィニッシュで、しっかり得点を取れる選手がいました。2年目の櫻川(ソロモン)が後半戦はスタメンで出場する機会が多かったのですが、まだ荷が重いところがあったと思います。まだ発表できていませんが、そこの補強も含め攻撃に関しては日々のトレーニングから質を高めてバリエーションを増やしていかなければいけないと考えています。

―― 今後、攻撃陣の補強など具体的に動いていることがあれば教えて欲しい。

鈴木GM少し触れましたが最後のフィニッシュのところで、得点を決められる外国籍選手を一人検討しています。チームの戦い方を含め、守備のタスクも重要になってきますので、タスクも担える中で得点を決められる選手を交渉しています。

―― 20歳前後の外国籍選手で編成を固めている様にみえるが、その狙いは。

鈴木GM外国籍選手については狙いを持って若い選手を取っています。チームで活躍ができるポテンシャルを持つ選手という部分で見極めていますが、チームを作る上で、クラブを運営する上で、若い選手がJ2でもJ1でも活躍すると、次のステップに進み、クラブに移籍金が入ることなどを考えながらチーム作りをしていかなければならないと思っています。もちろんジェフで活躍してもらうことが大前提ですが、先のことも考えながら年齢の若い選手にフォーカスして外国籍選手の補強をしています。

―― 新加入選手を獲得した経緯や狙い、期待したい点は。

鈴木GM既存選手をいかに残せるかというアプローチを行った際、コンスタントに試合に絡んでいた選手が抜けてしまったポジションが幾つかありましたので、先ほど話した一番前のストライカー以外のところは、抜けてしまったポジションに関して補強しました。
その中で、昨シーズンの戦い方ではシャドーと言われるポジションが1つの補強ポイントでした。そこに高木(俊幸)と風間(宏矢)の2人を獲得しました。
風間に関してはFC琉球で対戦をしていますが、この2年間42試合にフル出場し、得点とアシストで2年間、二桁以上に絡む実績を残しています。ジェフに対しての相性も少し聞いていますが、J2で非常に苦労し、ここまで実績を残してきた選手ですので、最後の得点の部分で関わってくれることに期待をして獲得しました。
高木に関しては、昨シーズンは、中々、セレッソ大阪で出番がなく燻っていたと思いますが、シャドーのポジションで、しっかりとボールを受けて前に関わりを持つことが出来る上に、シュート力も非常にあります。昨シーズンは、見木(友哉)が、そのポジションで活躍をしてくれましたが、ポジション争いを含めて2人を獲得して競争意識を持ってやってもらえたらという思いもあって獲得しました。
秋山(陽介)に関しては、昨シーズンのシステムで言うと左ワイドでの出場になると思います。(このポジションは)レンタルの選手が帰り、ベテラン選手が満了になりました。後半戦は、末吉(塁)が出場していましたが、そこと競争できる、攻守でアグレッシブに関われる選手ということでリストアップをしていました。昨シーズンも一度、アプローチしたという経緯もありました。ジェフのジュニアユース出身でもあり、OBで活躍している選手は常にクラブとして追いかけています。昨シーズン、ベガルタ仙台で、中々、出場機会はなかったのですが、このタイミングで戻ってきてくれることになりました。攻守でアグレッシブに得点に絡んでくれる選手だと思っているので期待をしています。
佐々木(翔悟)は、レンタルで鹿島アントラーズから、いわてグルージャ盛岡でプレーをしていましたが、特に後半戦は安定した守備を見せていました。球際の強さと、左利きでビルドアップやロングレンジのキックは非常に良いモノを持っています。3バックは、鈴木大輔、チャン ミンギュ、新井一耀と右利きが3人並んでいたので、攻撃のところでスムーズになるよう、彼がその特長を持っている選手なので、またJ3で実績を残した選手を引き上げてチャレンジさせたい思いもあったので獲得しました。
ブラジル人のダニエル アウベスも左利きのセンターバックです。アンダーの代表にも入っていた選手で、強豪のパルメイラスに所属していましたが、中々、トップチームで試合に出場することができない状況にありました。佐々木と同じような特長を持った選手であるため、しっかり後ろからボールをつないでいくことをチームとして考えた時に、将来性も含めて獲得をしました。

―― 尹監督から編成に対して、どんなリクエストがあったのか。それに対しての編成の充実度についてはどうか。

鈴木GMシーズンが終わってから監督とコミュニケーションを取りながら、選手のリストアップをして話をしてきました。その中で、監督からリクエストがあったポジションの選手を獲得しました。一番大きなところではサイドが手薄になってしまったので、(サイドの)攻守においてアグレッシブに戦える選手、また最前線でフィニッシュ、得点が取れる選手を一番重視していたので、そこはまだ決まっていませんが、(そこを)しっかり獲得できれば監督のイメージに近い補強ができたと思っています。







第1部

森本 航 代表取締役社長 挨拶 →

鈴木 健仁 GM 挨拶 →

質疑応答


第2部

尹 晶煥監督挨拶(リモート出演) →

監督質疑応答 →

新加入選手挨拶・質疑応答(1) →

新加入選手挨拶・質疑応答(2) →


第3部

レディース新加入選手挨拶・質疑応答 →


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