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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

アウェイで久々に勝点3を手にした選手たちは、「8月が山場」と口を揃える。船山貴之が言う。

「連勝を狙っていきたいです。そしてこれから多くの勝点を取りに行きたいです。8月は個人としても、チームとして乗っていきたいと思います」

その初戦に勝利したジェフは、この8月、レノファ山口FC、湘南ベルマーレ、モンテディオ山形、FC岐阜と対戦。そのうち山形戦以外をホームで戦えることも加味して、「ここが踏ん張りどころ」と強く意気込む。どのチームも特徴のはっきりした難敵ばかりだが、ここで勝点を伸ばせなければ上位に踊り出ることはできない。山口戦は、そうした意味においても重要な一戦だ。

第26節終了時点で20位と下位に位置する山口だが、昨シーズンの快進撃は記憶に新しく、ジェフとの対戦成績も1勝1分1敗と五分。敵地で行われた前回対戦は試合終了間際のラリベイのゴールでなんとか勝点3を奪った。

その1カ月後の5月、山口は上野展裕監督が退任し、6月に入るとアルゼンチン人のカルロス アルベルト マジョール新監督が就任。一時は勝利を重ねて調子を取り戻したが、ここ3試合はいずれも黒星と連敗を喫している。

フアン エスナイデル監督が言う。

「(山口は)変わったと思っています。まず彼のサッカー選手として、監督としての経歴を見ると、もっとサッカーをする、もっとコンビネーションを組むというサッカーをすると思います。アルゼンチンのアルヘンティノス・ジュニアーズというチームでプレーしていたのですが、味方とすごく短いパスをつないでくることが特徴で有名なチームです。彼がやりたいサッカーは多分そういうところから来ているのではないかと思います」

もっとも、ジェフが勝利を掴み取るためのポイントは、相手に関係なく、いかにして“自分たちのサッカー”を表現するかに集約される。その意識が高まっているからこそ、キム ボムヨンは「良い準備をするだけ」と“いつもどおり”を強調した。

「誰が出てもこのチームは強いと思いますが、下位のチームに取りこぼす試合もあります。(山口戦に向けて)僕らは良い準備をするだけ。相手の調子が良くても、僕らはしっかりと守ってチャンスを決めて勝ちたいです。ここから勝っていけば上位に行くチャンスがあります。100%集中して頑張ります」

前節の徳島ヴォルティス戦は、苦しみながらも勝利を手にした“手応え”のある試合だった。何より、アウェイで勝ったこと、内容にそれほど充実感がなくても勝点3を持ち帰ったことが、チームにポジティブな雰囲気をもたらしている。熊谷アンドリューが言う。

「1対1で負けない限り、崩れないと思います。だからこそ球際をしっかりと行きたいです。僕らのやることは変わりません。自分たちのサッカーで勝つだけです。勝つことでしか上位に行けるチャンスはないので、勝ち切ることを意識して試合に臨みたいと思っています」

ジェフは現在10位。J1自動昇格圏の2位アビスパ福岡とは13ポイント、J1昇格プレーオフ圏の6位横浜FCとは2ポイント差につける。“勝てば上位”が見えているが、16位愛媛FCとの差はわずか4ポイントと“下”もはっきりと見えている。山場の8月に勝利を積み重ね、秋以降の戦いを優位に進めるためにもホームでは絶対に勝たなければならない。


フアン エスナイデル監督
(同じアルゼンチン出身のカルロス マジョール監督のことは)直接は知りません。もちろん(情報を)読んだことはありますが、個人的には知らないです。対戦することについても特別な思いはありません。もちろん日本で一緒に働くのは嬉しく思いますし、できれば活躍をしてほしいと思っています。共通の友達から素晴らしい監督だという噂も聞いているので、そういう意味でも活躍を祈っています。ただ、僕らとの試合以降の活躍を祈っていますけれどね。
僕は、(カルロス)マジョールが監督になってから(山口は)変わったと思っています。まず彼のサッカー選手として、監督としての経歴を見ると、もっとサッカーをする、もっとコンビネーションを組むというサッカーをすると思います。アルゼンチンのアルヘンティノス・ジュニアーズというチームでプレーしていたのですが、味方とすごく短いパスをつないでくることが特徴で有名なチームです。彼がやりたいサッカーは多分そういうところから来ているのではないかと思います。

溝渕 雄志
(徳島戦は)全体を通しての守備はできていました。アグレッシブにプレーすること、攻守の切り替えで追うこと、常に先手を取っていました。ラインコントロールにしても集中していて、走り、球際も、そしてクロスに対しても跳ね返し、セカンドボールの反応も早かったと感じます。1点を守り切る強さが示せたのは大きいです。(山口戦に向けては)ホームで連勝をすれば順位は上がって行きます。相手よりも自分たち。徳島戦で“できたところ”と“できないところ”を整理して、良い状態で山口戦に臨みたいです。トレーニングから細かいところを積み上げることで結果はついてくると思うので、僕は“僕がやるべきこと”をしっかりやりたいと思います。

キム ボムヨン
(徳島戦は)大変な試合でした。アウェイ2連戦で連敗をしたら大変な状況になっていたし、みんなにプレッシャーがあったと思います。前半は前線にロングボールを蹴って選手が走ることで、センターバックが行きにくい場所を狙ってきたと感じます。そのぶんサイドバックやボランチの選手のカバーする意識が強かった。しっかりと守って点を取ったことが良かったと思っています。90分間、集中することで結果が出たと感じます。
誰が出てもこのチームは強いと思いますが、下位のチームに取りこぼす試合もあります。(山口戦に向けて)僕らは良い準備をするだけ。相手の調子が良くても、僕らはしっかりと守ってチャンスを決めて勝ちたいです。ここから勝っていけば上位に行くチャンスがあります。100%集中して頑張ります。

熊谷 アンドリュー
(徳島戦は)内容が伴っていませんでしたが、アウェイで勝てたこと、結果を残したことは、チーム、そして個人としてもプラスになったと感じます。
ホームでは、サポーターも多く、みんなが応援をしてくれるので11人以上で戦っている雰囲気があり、僕たちはミスを恐れずにプレーができています。山口はつないでくるチームだと思いますが、ハマる感じがあってやりやすい。1対1で負けない限り、崩れないと思います。だからこそ球際をしっかりと行きたいです。僕らのやることは変わりません。自分たちのサッカーで勝つだけです。勝つことでしか上位に行けるチャンスはないので、勝ち切ることを意識して試合に臨みたいと思っています。

矢田 旭
徳島戦は(個人として久々に)スタメンで出た試合でしたが、特に緊張とかはなかったです。勝てたということが自分としてもすごく嬉しいし、チームとしてもすごく評価できることだと思います。ただ個人的な部分ではもっとボールを引き出さないといけなかったし、前半は特にもっと落ち着かせることもできたのかなという課題も出ました。そこはもっと質を上げていきたいなと思います。 徳島戦のアウェイの勝利をしっかりと意味付けするためにも、この(山口戦、湘南戦の)2連戦がすごく大事になってくると思うので、絶対に勝つということを大前提に気持ちを出して頑張っていきたいと思います。(加入後初のフクアリでの試合を控えるが)フクアリは雰囲気がすごく良いしピッチも近いので、一体感を持ってプレーできると思います。応援してくれるパワーを力に変えて頑張りたいです。

ラリベイ
(徳島戦は)厳しい相手に対して、勝ちに値するゲームができました。お互いにゴールチャンスを作りながらのゲームで、ポゼッション率は今までのゲームほど高くはなかったですが、非常に効率的な攻撃ができた試合だったと思います。チャンスをモノにする、その決定力があったゲームで、非常に大事な部分を見せられたゲームでした。個人的なコンディションも非常に良くなっています。個人的にはもっとゴールを決めたいですが、それより大事なものは、チームが勝利してもっともっと上(の順位)に行くことです。 (ホーム・山口戦は)勝つことが何より大事です。徳島戦でいいゲームができたわけですから、そのいい内容を継続していくことです。みんな集中力を非常に高く持っているので、このホーム2連戦で勝つことができると、チームみんなが信じています。

船山 貴之
(徳島は)前半の終わり間際にゴールを奪いましたが、もっと攻撃陣が決めるべきチャンスに決めていれば、楽に試合を進めることができたと感じます。厳しい試合のときこそ1点が大事になります。そこはもっと気を引き締めなければいけません。前々節の愛媛戦は、もったいない試合で落としてしまいました。アウェイで勝点を落としているのは良くない部分なので、これをしっかりと改善していきたいと思います。上位との距離(勝点差)も近いので、チャンスはまだまだあります。
(山口戦に向けては)連勝を狙っていきたいです。そしてこれから多くの勝点を取りに行きたいです。8月は個人としても、チームとして乗っていきたいと思います。


[前節の結果/山口]
山口 1-2 熊本


[前節の布陣/山口]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/山口]
07/09 山口 2-0 山形
07/15 讃岐 1-3 山口
07/23 岡山 2-1 山口
07/29 山口 1-2 横浜FC
08/05 山口 1-2 熊本


[過去の対戦成績]
16/04/23 山口 4-2 千葉
16/09/18 千葉 1-1 山口
17/04/15 山口 0-1 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
8.11 (金) 18:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第27節 VS レノファ山口FC

試合会場フクダ電子アリーナ

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