レポート ｜ キャンプ動画

沖縄キャンプレポート Vol.4（2018.1.19）

沖縄キャンプ4日目。昨日とうって変わって今日は朝から雨の一日となりました。
選手の疲労を考慮してか、午前のトレーニングは無く、午後の1回のみでした。
16時45分から始まったトレーニングでしたが、朝から降り続いた雨はやむ気配も無く、さらに北風が強まったことから横殴りの雨が降り、まさに“嵐の金曜日”となってしまいました。
そして、雨のため南城市陸上競技場の器具庫にはマットが並べられ、いつもどおり体幹トレーニングからスタートすると思いきや、それはフェイクで「体幹トレーニング、今日は無し！早くグラウンドに集合！」とフアン エスナイデル監督が選手たちに告げると、なぜか選手たちから歓声が。よほどきついのでしょうか（笑）
まずはウォームアップのランニング。ゴールキーパー陣は直ぐに分かれてゴール前でトレーニングを開始しました。 雨がひどいためすでに選手のウエアはびしょ濡れで、みな笑顔も見せずに黙々と走っています。その後、スピード系のトレーニングに移行し、フィールドの選手たちはボールを蹴って走る、蹴って走るの繰り返しを丁寧に遂行していきました。
そしてトレーニングの後半はゲーム形式ではなく、ポゼッションを高めるトレーニングを行いました。ボールを持ったチームはボールをとられずにパスを回し、相手のチームはそれをとろうとプレスをかけます。まさにジェフの昨シーズンから進めているアグレッシブにゲームを支配するという、相手陣地内で試合を進めるための基本の基、ここにすべてが詰まっているかのようなトレーニングでした。しっかりとトラップしてボールを止めて動きながらすぐパスを出す。時には大きなサイドチェンジをして相手にボールを奪われないようにする。そして相手になったチームはハイプレスをかけボールを奪おうとする。このトレーニングをしっかりこなすことができれば、ほぼプラン通りのゲーム運びができるのではないでしょうか。
このように、全てのトレーニングには意味があり、いろいろな練習メニュー考えて選手たちの体にしみこませ、それが勝利への近道へとつながります。2年目の今シーズンは、練習から食事まで、選手たちが納得して行動しているので、それが長いシーズンへの積み重ねとなるのです。
雨風は結局最後まで止むことはありませんでしたが、そんな中でもきちんとボールを止めて蹴る、しっかりとボールを奪いに行く、最後はみな大きな声を出して試合さながらに闘っていました。
このくらいの雨風だったら試合は行われるので、もちろんこのような悪天候の中でのトレーニングも必要ですから、雨を降らせてくれた神さまに感謝しなければいけません。
そして今日の食事には南城市からいただいた美味しいイチゴが並んでいました。南城市の皆さま差し入れありがとうございました！



トレーニング開始前の南城市陸上競技場。昨日とはうって変わり横殴りの雨が雲のように見えます。


フィールドプレーヤーたちはランニングからスタート。


ゴールキーパー陣は直ぐに分かれてトレーニング。


まずはショートダッシュのスピード系トレーニング。


選手の動きをくまなく見ているフアン エスナイデル監督。


風でのぼりが倒れそうです。


選手たちを集めてトレーニングの内容を確認します。


ボールを止めて蹴って走る。


雨はどんどんひどくなって、やむ気配もありません。


トレーニング終了。充実したトレーニングができました！


南城市からはイチゴの差し入れをいただきました！

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