相手が日テレということで、今までなかなか結果が出ていない中でも新しくチャレンジしていこうという気持ちで臨みました。選手たちがよく頑張ってくれたと思います。
個人でというよりは、しっかりと戦い方を整理してみんなで力を出そうということで。ゴールに対してみんながコレクティブに戦ってくれたことが勝因だと思います。

また、最後のところで決め切ってくれた点も、今までの試合からするとすごく大きかったと思います 。今までは綺麗にサッカーをし過ぎてしまい、なかなかうまくいかなった部分もありました。（今日の試合は）ジェフの良さが出せた中で戦えたことは良かっと思いますし、（試合に）送り出すときに『力を100%出し切って、何がなんでもやってみよう』ということで、少し開き直ってプレーさせる感じで送り出しました。そういった部分はよかったのではないかと思います。

細かいところでやり直すところ、修正するところはあるかと思いますが、基本的にはこういった戦い方を（上位陣と）3試合続けて出せれば実力がついたと言えます。今日がまぐれではないという戦いを見せたいと思います。

守ればチャンスがあると信じていました。そして、守るということを必死に考えていきました。（前半、相手の決定機を2度止めましたが）『守りたい』、その一心でボールに触りにいきました。

本当に今日はピッチ上で10人が休むことなくハードワークしてくれて、相手に隙を見せなかった点が一番大きい勝因だと思います。
（次節に向けて）また今節同様に強い相手とゲームをするので、今日と同じように気を引き締めて全員で全力で臨みたいと思います。

7試合未勝利の中で、（リーグ戦の）3強と当たるということでしたが、気持ち的には逆にポジティブで、当たって砕けろ精神でした。今日は特に相手が上手いということで、いかに相手に走り勝つかとか、基本的なところに立ち返ってミーティングもしてきました。戦うということを一人ひとりが表現できた試合でした。
最近いいところがないというか、忘れかけていたことをみんなが意識してプレーできたのではないかと思います。

（得点場面を振り返って）藤代真帆選手のクロスがとても良かったです。前半からすごくいい突破をしてくれていました。クロスまでは上がっていませんでしたが、前半が終わった時に、『一回クロスを上げてみて』という話をしました。左足であのような絶妙なボールが来るとは思っていませんでした。自分が引き出されるようなクロスでした。

（次節のI神戸戦へ向けて）I神戸戦も、今日のようなハードな試合をしなければ勝利できないと思います。一人ひとりが相手に走り勝つこと、プラスして今日出た課題をしっかりと修正し、複数得点ではなくても、決めるところをしっかりと決めて勝利できればいいと思います。