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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

プレナスなでしこリーグカップ1部で2年連続決勝進出を決めたジェフユナイテッド市原・千葉レディース。予選から準決勝まで接戦をモノにしカップ戦での勝負強さを見せている。

準決勝のINAC神戸レオネッサ戦では、相手にボールを持たれ攻められる時間も多かったが、48分に千野晶子が少ないチャンスを確実に決めると、そこからチームが持つ最大出力を発揮。“走る・闘う”姿勢を前面に押し出し、虎の子の1点を守りきり決勝戦への切符を手にした。
「選手が強い気持ちでプレーをしてくれた」(三上尚子監督)と振り返る。

ただ、ここが終着地点ではない。
チームはまだ何も手にしておらず、大切なことは決勝戦で勝つこと。そして最後に笑顔で終えることだ。

三上監督はこう言った。
「決勝戦に進めたことはラッキーなところもあるので、そのラッキーを掴むために、2年連続でこのチャンスをもらっているので、全力でぶつかりたいです」

一方、対戦相手の浦和レッドダイヤモンズレディースは、グループBを4勝4分の2位で勝ち抜くと、準決勝の日テレ・ベレーザ戦では2対2の打ち合いを演じ、PK戦を5-4で制した。カップ戦無敗もさることながら、決勝戦には日本女子代表組もチームに合流し盤石な体制を整えている。

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースにとって、攻守に揃う豊富なタレント陣をどう抑えるかがポイントになるだろう。
ゴールキーパーの池田咲紀子を中心とした安定した守備が光り、中盤の筏井りさ、猶本光が試合を動かす。厄介なのは、塩越柚歩、吉良知夏、菅澤優衣香、さらには7年半ぶりにドイツリーグから復帰した安藤梢がチームを活性化させている。

準決勝で決勝ゴールを決めてヒロインとなった千野は「菅澤選手と安藤選手が前線の起点になっていると思います。前からプレスに行き、チーム全体でゼロを意識しつつ、スペースを見つけ縦へのドリブルを仕掛けたいです」と意気込んだ。

勝敗の行方を大きく左右する要素と考えられるのは先制点だ。チームとしては、ディフェンスに軸を置きながらボールを奪って積極的に裏を狙い、浦和レッズレディースのゴールに迫りたい。
成宮唯は「相手の守備ラインに付け入る隙はあります。泥臭いジェフのサッカーは苦手だと感じているでしょうし、“やれる”手応えはあります」。

今季のリーグ戦では、「自分たちのミス」(成宮)で試合(2対3)を落としているだけに、自分たちのサッカーが出来れば勝利を手繰り寄せられる。

そして、ジェフレディースの選手たちの誰もが、ここでの勝利は譲れないと語っている中、メンバーを代弁し櫻本尚子は言った。
「自分たちに勢いはあります。タイトルを取りたいという気持ちを前面に押し出し、しっかりと結果を求めていきたいと思います」

あと一歩の所でタイトルを逃すほど悔しいものはない。悲願達成まであと1勝だ。闘う集団となることで、立ちはだかる赤い壁を突き破るだけだ。

初の戴冠を目指し、すべての力と思いを結集させて多くのサポーターと共に勝利の凱歌を響かせよう。
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8.12 (土) 19:00 KICKOFF プレナスなでしこリーグカップ1部 決勝 VS 浦和レッドダイヤモンズレディース

試合会場味の素フィールド西が丘

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